メディセル筋膜療法

                       (筋膜リリース)

筋膜という組織があるのをご存知ですか?

 

最近テレビや雑誌でも紹介されているので耳にされた方も多いのではないでしょうか?

筋膜って人体にとって大変重要な組織なんです!

筋膜には、筋肉が互いに干渉しないでスムーズに動けるように筋肉を覆い、隔てている【深筋膜】と、全身タイツの様に全身を覆っている【浅筋膜】があります。

浅筋膜と深筋膜の間には動脈、静脈、リンパ管、神経などが通っているのでこの部分の癒着はこり、痛み、 シビレ、むくみ等の不快な症状を引き起こしてしまいます。

またこの筋膜という組織は不思議なことに癒着部分ではなく別の部位に症状が現れることも少なくありません。

 

 

 癒着の原因

 

 

癒着の原因としては、怪我や長期間の同じ姿勢、悪いフォームなどによって、この筋膜が変形、肥厚したため癒着すると考えられます。

強い指圧やマッサージを継続的に受けることも癒着の原因となります。

癒着は筋肉のスムーズな動きを妨げるだけでなく、神経、血管を圧迫し、こり、痛み、シビレ、むくみ等の不快な症状を引き起こしています。

メディセル筋膜療法は皮膚とその下の浅筋膜および深筋膜を吸引することで筋膜の癒着を剥がし正常な状態に戻すことのできる新しい治療法です。

押してダメなら引いてみる?

 

現在、手技治療と言えば指圧やマッサージなど患部に対して【押す】ことが一般的です。 しかし、メディセル筋膜療法は吸引つまり皮膚と筋膜を【引く】という画期的なアプローチが出来るのです。臨床の中で、マッサージや指圧の様に【押す】施術ではほとんど変化がなかった症状が【引く】施術を始めてから劇的な改善を見る例が何件もありました。今後この筋膜を引くという施術は治療業界に広まっていくでしょう。

【押す】施術は同じ部位に軽い刺激で2~3分程度なら問題ありませんが、多少なりとも組織がダメージを受けています。ですからいわゆる【強押し】のような全体重を乗せて押す様な指圧やマッサージを継続的に受けていると組織の炎症、瘢痕化、線維化、筋膜の癒着を引き起します。

 

さらに、その刺激に慣れて【強押し】でないと満足できない状態になってしまうと皮膚の緊張や肥厚します。そうなると血行障害を起こし慢性的な炎症や痛みが続くことになるのです。気持ちいからと言って安易に強く押せばOKという考えは危険と言えるでしょう。症状を治したいと思っているのであれば適度な刺激のマッサージに留めるべきだと思います。

 

一方、陰圧(引く)の施術はひどい癒着の部分の皮膚が赤くなったり内出血を起こすことはありますが、これはむしろ血液循環悪い部分のみで、正常な筋膜の状態を保っている部位は跡がすぐに消失します。(この色や吸引の感覚のおかげで見た目では分からない本当の患部が見つかることもあるのです)この他、初めて施術を受ける方は全身の施術を行うと疲労感が残ることがあります。

 

筋膜の癒着を解消し、筋肉の滑走が正常化され、むくみが解消された際の身体の軽さは、一度受けて頂いた方でないとわかりません。

スポーツをされている方は、練習の疲労はもちろん、試合前後のケアに筋膜治療を取り入れることで、練習の質と量を上げることができます。

 

高村整骨院のメディセル筋膜療法で改善していきましょう

 

       メディセル筋膜療法

 

   1部位  200円~500円 

 

   ( 2分~5分程度 )